「せっかくイタリア観光に行くなら、定番スポットから穴場まで満喫したい!」「イタリアでしかできない体験をしてみたい!」「現地で役立つイタリア語のあいさつを知っておきたい?」という方は必読のイタリア完全ガイド!
イタリア観光を120%楽しむためには、定番スポットや穴場に加えて、”イタリアでしかできない” とっておきの体験をすることで、旅の満足度がグンと上がるでしょう。
この記事では、イタリア観光の定番&穴場スポットに加え、現地で役立つイタリア語のあいさつや交通事情などもご紹介していきます。
▼目次▼
- イタリアに行くならこの時期!ベストシーズンはいつ?
- 絶対外せないイタリア観光の定番スポット5選
- 知る人ぞ知るイタリア観光の穴場スポット7選
- イタリアでしかできない!一生の思い出になるバケットリスト10選
- 知って得するイタリア旅行のコツ&イタリア語講座
- イタリアでの通信手段は?インターネットの使い方
イタリアに行くならこの時期!ベストシーズンはいつ?
イタリアは一年中魅力的な旅先ですが、実は早春か秋がベストシーズン。
特に、観光のピークを迎える5月から9月の観光地は大混雑。有名スポットや美術館は人で溢れかえっています。
しかも、イタリアの夏はとにかく暑い!真夏の太陽は想像以上に強烈で、ゆったりと観光したいなら外した方が得策かもしれません。
特にローマ、フィレンツェ、ベネチアといった人気都市を巡るなら、3〜4月か10〜11月がおすすめです。
【春と秋に旅行するメリット】
- 観光地がすいていて、ゆっくり見学できる
- 過ごしやすい気温なので街歩きも楽しい
- ホテルの価格もハイシーズンよりお得
- 現地の人々の普段の暮らしを感じられる
⇨関連記事:『イタリアといえば?観光が楽しくなる面白い豆知識17選』
絶対外せないイタリア観光の定番スポット5選
イタリアは訪れる都市によって、さまざまな景色と表情を見せてくれる国。
世界的に有名な芸術作品から歴史ある遺跡、透明度抜群のビーチ、そして何より絶品のイタリア料理!
ここでは「イタリアといえば」を象徴する、定番の観光地を5都市ご紹介します。
どこも一度は訪れる価値アリの場所ばかりですよ!
ローマ
永遠の都・ローマは、まさに歴史の宝箱!早起きして街を散策するのがおすすめです。
観光客が押し寄せる前のトレビの泉は、イタリアに行くなら外せない定番スポット。
後ろ向きにコインを投げ入れられると、またイタリアを訪れることができるというジンクスがあります。
お昼はトラステヴェレ地区で現地流のんびりランチタイム。
カーチョ・エ・ペペ(チーズとコショウのパスタ)やローマ風ピザを堪能しましょう。
食後は、ベスパに乗ってコロッセオへ。古代ローマの息吹を感じながら、パラティーノの丘から街を一望するのも素敵です。
アマルフィ海岸
まるで絵葉書のような景色が広がる13の街を巡る旅はいかが?
断崖絶壁の海岸線に建つカラフルな街並みは、まさに絶景!
アマルフィ海岸沿いの道路は、基本的に1.5車線ほどの狭さで、カーブも多いため、レンタカーでの運転は少しスリリングかも?
観光におすすめなのは、ナポリやサレルノからアマルフィ海岸を結ぶ主要な公共交通機関「SITAバス」です。
6ユーロほどで乗り放題になる1日乗車券も販売されているので、ゆったり車窓からの海岸沿いの景色を楽しめます。
有名なポジターノやラヴェッロはもちろん、マリーナ・ディ・プライアやアトラーニといった穴場の町も要チェック。
「神々の道」と呼ばれるハイキングコースからの眺めは格別ですよ。
フィレンツェとトスカーナ
ルネサンスの魅力が詰まったフィレンツェ。
ウフィツィ美術館では、ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」など、世界的な名画との出会いが待っています。
ドゥオーモの頂上からの夕暮れ時の眺めは、言葉を失うほどの美しさ!
郊外に足を延ばせば、絵のような丘陵地帯が広がるトスカーナの田舎町が広がっています。
サン・ジミニャーノやシエナといった中世の街並みを散策したり、キャンティ地方でワインテイスティングを楽しんだりと、のんびり過ごす休日にぴったりです。
チンクエ・テッレ
イタリアを訪れるなら、絶対に外せないのがこのチンクエ・テッレ。
「五つの村」を意味するこの世界遺産は、断崖絶壁の海岸線に可愛らしく並ぶ5つのカラフルな漁村です。
段々畑のブドウ畑から(今でも現役の高級ワイナリー!)、漁船が並ぶ小さな港まで、どこを切り取っても絵になる景色が広がっています。
モンテロッソ、ヴェルナッツァ、コルニリア、マナローラ、リオマッジョーレの5つの村は、列車や海岸沿いのトレッキングコースで繋がっています。
のんびり派の方なら、フェリーで村から村へ水上散歩するのもおすすめ。
それぞれの村が独自の表情を持っていて、全部回る価値アリです!
ここでは、リグーリア州の名物料理も見逃せません。
バジルの香り豊かな本場ジェノベーゼ・ペースト(ペスト)、ふんわり香ばしいフォカッチャ、塩味の効いたアンチョビなど、地元グルメを思う存分楽しんでくださいね。
ベネチア
水の都ベネチアは、まさに「来なきゃ損!」の特別な街。
朝もやの中、観光客が押し寄せる前の街並みは格別です。
リアルト橋からスタートして、伝説的なサン・マルコ広場へ。サン・マルコ大聖堂とドージェ宮殿の荘厳さたるや、百聞は一見にしかず!
水上バスに乗って、カラフルな建物が並ぶ中世の漁村ブラーノ島へ足を延ばすのもおすすめ。
家族経営のトラットリア(食堂)でランチを楽しめば、地域の暮らしにも貢献できちゃいます。
「最も美しい都」を意味する「ラ・セレニッシマ」の別名を持つベネチアを探検するなら、やっぱりゴンドラは外せません!
運河をすべるように進むゴンドラからは、普段は見られない街の表情や、ため息の橋、サルーテ教会といった観光名所が違った角度で楽しめます。
夕暮れ時になったら、現地の人に愛されるバーカロ(立ち飲みワインバー)へ。
グラスワイン「オンブラ」と一緒に、ベネチア風おつまみ「チケッティ」を楽しむのが通の楽しみ方です。
ワインを片手に、水の都の夕暮れを満喫してみては?
⇨関連記事:『一度は生で見たい!イタリアの名所&世界遺産トップ14』
知る人ぞ知るイタリア観光の穴場スポット7選
有名な観光地も素晴らしいけれど、ゆったりと昔ながらのイタリアの雰囲気を楽しみたい方には物足りないかも?
イタリアには日本人や観光客にはまだまだ知られていない穴場スポットも多数!
地元の雰囲気を味わえる、とっておきの観光地7選をご紹介します。
カステルメッツァーノ
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ドロミティ山脈に抱かれた中世の町は、まるでおとぎ話から飛び出してきたかのよう。
紀元前6世紀にまで遡るこの町は、ギザギザとした砂岩の岩山に寄り添うように建っています。
昔は外敵や厳しい自然から身を守る要塞だったとか。
一歩町の中に足を踏み入れると、迷路のように入り組んでいてびっくりするかもしれません。
古い建物が立ち並び、岩肌に直接刻まれた細い路地や急な階段が、独特の雰囲気を醸し出しています。
SNSでも話題の絶景スポットです!
イゾラ・ベッラ
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スイスアルプスのすぐ南に浮かぶ、夢のような島。
マッジョーレ湖に浮かぶボッロメオ諸島の一つで、なんと完成までに400年近くかかったんです。
豪華絢爛なバロック様式の宮殿、美しい段々庭園、そして周囲の山々の眺めは圧巻!
ミラノやコモ湖観光の際は、ぜひ寄り道してみてください。
宮殿と自然が織りなす景色は、きっと忘れられない思い出になるはずですよ。
アルベロベッロ
まるでおとぎ話に出てくるような不思議な家々が並ぶ街、それがアルベロベッロ。
真っ白な石灰岩で作られた円錐形の屋根を持つ「トゥルッリ」は、この街のシンボル的存在です。
実はこの独特な形には、面白い歴史があるって知っていますか?
16世紀、この地域の領主は税金対策として、役人が来たら即座に解体できる建物を作るよう住民に命じました。
そうして建てられたのがこのトゥルッリ。
円錐形の屋根は、石を積み上げただけ。屋根の真ん中の石(キーストーン)を外せば、あっという間に解体できちゃうという賢い仕組みなんです!
今では1,500棟以上のトゥルッリが残り、1996年には世界遺産にも登録されました。
なかには、お土産屋さんやB&B、レストランとして使われているものも。実際に泊まれるトゥルッリもあるので、昔ながらの暮らしを体験してみるのもおすすめ。
サルデーニャ
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南国気分を味わえるイタリアのリゾートといえば、サルデーニャ島。
宝石のように輝く青い海と白砂のビーチは、まさに地中海に浮かぶ楽園です!
特におすすめは、島の北東に位置する「ラ・マッダレーナ諸島国立公園」。
ピンク色の御影石でできた小島々と隠れた入り江が織りなす絶景に、度肝を抜かれること間違いなし。
ここなら、観光客の少ないプライベートビーチも見つけられるかも?
ラグーザ
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ラグーザは、シチリア島南東部の丘の上にそびえる歴史ある街です。
1693年の大地震で一度は崩壊しましたが、自身の廃墟の上に見事によみがえりました。
バロック建築の傑作として世界遺産にも登録され、優美な宮殿群は見る者を圧倒します。
ここを訪れたら、近くの「スカーラ・デイ・トゥルキ(トルコ人の階段)」にもぜひ足を延ばしてみてください。
長い年月をかけて波や風に削られた崖は、まるで天然の階段。
真っ白な石灰岩の断崖が地中海に溶け込むように連なる姿は、まるで天然の芸術作品のようです。
特に夕日とのコントラストは格別なので、夕暮れどきの観光がベスト!
ポルトフィーノ
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ポルトフィーノは、イタリアンリビエラの宝石とも呼ばれる小さな漁村です。
リグーリア海に面したカラフルな家々と、エメラルドグリーンの入り江が織りなす景色は、そのまま切り取って絵葉書にしたいほど!
かつては小さな漁師町でしたが、今では世界中のセレブも魅了する隠れ家的リゾートに。
港には高級ヨットが並び、遊歩道には個性的なブティックやレストランが軒を連ねる「セレブの社交町」として知名度を上げています。
それでも、昔ながらの漁村の雰囲気は健在。
丘の上の「ブラウン城」までハイキングすれば、リグーリア海岸を一望できる絶景スポットに出会えます。
ポルトフィーノの街並みは、東京ディズニーシーの「メディテレニアンハーバー」や「ホテルミラコスタ」のモデルになったといわれているんですよ!
ディズニーシーの雰囲気が大好きな方にはたまらないでしょう。
プーリア
プーリア州は、イタリアのかかとと呼ばれる南部の魅力的な地域です。
エーゲ海を思わせる白壁の街並み、古代からのオリーブ畑、そして透明度抜群のビーチが特徴です。
実は、イタリア有数のオリーブオイルと野菜の産地でもあります。
見逃せないのは、まるで洞窟のような街「マテーラ」や、白く輝く街「オストゥーニ」。
また、アドリア海とイオニア海に面した2つの海岸線では、隠れたプライベートビーチが見つかるかも?
地元のマンマ(お母さん)の味を楽しめる小さなトラットリアで、新鮮な魚介のパスタを味わうのもおすすめ。
観光客の少ない南イタリアならではの、素朴で温かい人々との出会いも、きっと素敵な思い出になりますよ。
イタリアでしかできない!一生の思い出になるバケットリスト10選
イタリア旅行を計画中なら、観光中の「バケットリスト」を作成してみるのもおすすめ。
イタリアでしかできないことを旅程に組み込むと、一気に「ダンジョン感」が増して楽しみ方の幅が広がります。
ここでは、イタリア観光ならでは体験について10のアイデアをご紹介しましょう!
1. トレビの泉にコインを投げ入れゲン担ぎ!
トレビの泉に背を向けて、右手で左肩越しに投げ入れるのがポイント!
伝説では、1枚目のコインを投げると「ローマへの再訪」が、2枚目で「新しい恋」が、3枚目で「結婚」が叶うとか。
毎日約3,000ユーロものコインが投げ入れられ、その全額がローマの貧困者支援に使われているんです。
夜のライトアップされた泉は特に美しく、人も少なめ。朝一番か夜遅めの訪問がおすすめです。
2. ピエモンテでトリュフ狩りに挑戦
「白トリュフ」の名産地として知られるピエモンテで、地元のトリュフハンターと訓練されたトリュフ犬と一緒に森へ出かけましょう!
かつては豚も探知機として活躍しましたが、今では賢い犬たちが活躍中!
アルバ周辺の森で、宝探しのようなトリュフ狩りを体験できます。
見つけた白トリュフは、その場で購入可能。
地元レストランで新鮮なトリュフパスタを味わうのもおすすめです。
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3. シチリアで本場のイタリア料理教室に参加
地元のマンマ(お母さん)から、代々伝わる伝統的なレシピを習いましょう。
新鮮な食材を市場で選ぶところから始まり、パスタの生地作りやソースの調理法まで、丁寧に教えてもらえます。
カンノーリやアランチーニといったシチリア名物も、コツを掴めば意外と簡単!
作った料理を現地ワインと共に楽しめば、忘れられない旅の1ページになるはずです。
4. ナポリで世界一のピザを食べ歩き
ピザ発祥の地ナポリでは、街中の小さな店でも本格的なナポリピザが味わえます。
特に「マルゲリータ」は、トマト・モッツァレラ・バジルのシンプルな組み合わせが絶品です!
生地は薄めで、高温の薪窯で90秒ほど焼き上げるのが本場ナポリ風。
L'Antica Pizzeria da Michele(ダ・ミケーレ)など、老舗の名店は行列必至ですが、間違いなくその価値アリです!
5. ベネチアでガラス細工体験
ムラーノ島のガラス工房で、1000年以上の歴史を持つベネチアングラスの制作を体験。
熟練の職人から、ガラスを溶かし、形作り、色付けする工程を学べます。
小さなアクセサリーから始めて、自分だけのオリジナル作品を作れることも。
工房見学だけでも迫力満点!出来上がった作品は、特別な思い出として持ち帰ることができます。
6. シエナの伝統競馬「パリオ」を観戦
毎年7月2日と8月16日に開催される、中世から続く伝統の競馬レース。
シエナの各地区を代表する騎手たちが、カンポ広場を3周する迫力満点のレースを繰り広げます。
前日からの祭りの雰囲気や、華やかな伝統衣装のパレードも見もの。
観戦チケットは早めの予約が必須なのでご注意を!
地元の人々の熱気に圧倒されること間違いなしですよ。
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7. フィレンツェで本場ジェラートを味わう
ルネサンスの街で生まれたジェラートは、乳脂肪分が少なく、素材の味を活かしたオリジナルの味!
季節のフルーツを使ったフレーバーや、ピスタチオ、ヘーゼルナッツなど、どれを選ぶか迷っちゃいますね……。
老舗のVivoli(ヴィヴォリ)やGelateria della Passera(ジェラテリア・デッラ・パッセラ)は絶対に訪れたいお店として世界的にも有名です。
アルノ川沿いを歩きながらの食べ歩きで、お腹も心も満たされるでしょう。
8. ミラノでショッピング三昧
イタリアファッションの中心地ミラノで、憧れのブランドショッピングはいかが?
ドゥオーモ近くのヴィットリオ・エマヌエーレII世ガッレリアは、まるで美術館のような佇まい。
モンテナポレオーネ通りには高級ブランドが立ち並び、ブレラ地区では個性的なブティックも。
ハイブランドやファッション好きの方は、有名ブランドの本店めぐりもイタリアならではですよ!
バーゲンシーズン(1月と7月)なら、お得にお買い物を楽しめます。
9. 2月のベネチアカーニバルを楽しむ
約2週間にわたってベネチアで開催される華やかな仮面祭り。
歴史ある仮面をつけた参加者たちが、幻想的な街並みをより魅力的に彩ります。
サンマルコ広場では毎日パレードが繰り広げられ、夜には仮面舞踏会も……!
映画のような光景に胸が高鳴るでしょう。
着るものがない……という方もご安心ください!レンタルショップで本格的な衣装を借りて参加するのも◎。
街全体が非日常の世界に包まれる特別な体験ができます。
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10. 夏のトスカーナで一面のひまわり畑を見る
6月下旬から7月にかけて、トスカーナの丘陵地帯は一面のひまわり畑に。
特にシエナ~フィレンツェ間のキャンティ地方では、どこまでも続く黄色い絨毯のような景色が広がります。
朝日や夕日に輝くひまわりは、夏の思い出に彩を添えてくれること間違いなし。
トスカーナは公共交通機関では少々観光しにくいので、レンタカーで巡るのがベスト。
写真スポットも点在していて、思い出の1枚を撮るフォトスポットとしてもイチオシです!
知って得するイタリア旅行のコツ&イタリア語講座
旅行計画から荷造り、現地で使えるイタリア語フレーズ集まで、イタリア観光の満足度を上げるお役立ち情報をまとめました!
覚えておくと便利なイタリア語のあいさつ&フレーズ集
イタリアの公用語はイタリア語!観光地では英語も通じますが、せっかくならイタリア語にチャレンジしてみませんか?
基本的なフレーズを覚えておくだけで、現地の人々からの食いつきが全然違うはず!
- はい = Si(シー)
- いいえ = No(ノー)
- こんにちは = Ciao(チャオ)
- さようなら = Arrivederci(アリヴェデルチ)
- おはようございます = Buongiorno(ブォンジョルノ)
- こんばんは = Buonasera(ブォナセーラ)
- すみません = Mi scusi(ミ・スクージ)
- お願いします = Per favore(ペル・ファヴォーレ)
- ありがとう = Grazie(グラッツィエ)
- どうもありがとう = Grazie mille(グラッツィエ・ミッレ)
- いくらですか? = Quanto costa?(クアント・コスタ)
- お会計をお願いします = Il conto, per favore(イル・コント、ペル・ファヴォーレ)
- ~はどこですか = Dov'è...(ドヴェ)
- ~行きのタクシーを = Un taxi per...(ウン・タクシー・ペル)
- ~語を話せますか = Parla...?(パルラ)
発音が心配な方は、スマートフォンの翻訳アプリを使うのもおすすめです。
画像翻訳機能があれば、メニューの理解にも役立ちますよ。
イタリアの通貨&支払い事情
イタリアはEU圏のため、使われている通貨はユーロ。
大きな街ではほとんどの場所でクレジットカード決済できますが、現金も持っておくと安心です。
特に小さな町やローカル店、市場などでは現金が必要になることも。
ユーロは現地のATMで引き出すか、両替所で換金できます。
ATMを利用する場合は、国際取引手数料がかかる可能性があるので、事前に銀行のウェブサイトなどをチェックしておくのがおすすめ!
クレジットカードは、VISAかMastercardなら間違いなくどこでも使えるでしょう。
Discover、Diners Club、American Expressは使える場所が限られるので、メインのカードとしては避けた方が無難です。
イタリアの電源&コンセント事情
イタリアのコンセントは、CタイプとFタイプ(丸ピン2つ)は主流。
たまにLタイプ(丸ピン3つ)も見かけます。
変換プラグは、主要タイプにすべての対応できる全世界用マルチタイプがあると便利です。
電圧は220V/50Hzなので、日本(100V)から持っていく電化製品を使いたいなら要注意!
アダプターの記載をチェックして、そのまま使えない場合は変圧器が必要になります。
ヨーロッパや中東、オーストラリアなど220〜240Vの国の電化製品なら、そのまま使えますよ。
【持っていくと便利な電源アイテム】
- マルチタイプの海外用変換プラグ
- モバイルバッテリー(長時間の観光に重宝します)
- 変圧器(日本国内専用の電化製品を使う場合)
- USBハブ(複数の充電が必要な方に)
これらの準備をしっかりしておけば、イタリアでの滞在も快適に過ごせること間違いなし!
あとは、インターネット環境を確保するためにAiraloのeSIMがあれば、旅の準備は完璧です。
イタリアの移動手段&交通事情
イタリア国内は交通網が発達しているので、観光中も比較的簡単に都市間を移動できます。
所要時間や価格、アクセスのしやすさなどを考慮して、目的地によって使い分けるのがベスト!
ここでは、イタリアの交通事情について詳しくみていきましょう。
✈️ 国内線を使う
ベネチアからシチリアなど、長距離の移動なら国内線の利用がおすすめ!
主要都市間の飛行なら1〜2時間でついてしまうので、時間を効率的に使えます。
イタリア国内線を就航している航空会社は次のとおり:
- エア・ドロミティ
- アリタリア
- ブルーパノラマ
- メリディアーナ
- ライアン・エアー
- イージージェット
LCC(格安航空会社)も充実していて、価格も意外とリーズナブルなのが魅力です。
早めに予約しておけば、かなりお得に移動できちゃいます。
🚅 電車での移動
イタリアの移動手段の定番といえば、やっぱり電車!
めぐるめく変わる景色を車窓から眺めながらの電車の旅は、なんとも豊かな気持ちにさせてくれます。
最高時速300kmの高速列車も走っているので、新幹線感覚であっという間に目的地へ到着です。
快適かつ効率的、しかもリーズナブルと三拍子揃っています。
【電車移動のポイント】
- 「Trenitalia(トレニタリア)」と「Italo(イタロ)」が主要な鉄道会社
- 予約はウェブサイトできて簡単!早めの予約がお得です
- 乗車前に必ず切符の「validate(検証)」をすべし!
- 駅のホームにある黄色い機械で押印するだけえOK
- 忘れると罰金の可能性も…
🚌 バスの活用
イタリアは、バスの交通網も非常に充実しています。
都市間を結ぶ長距離バスと、市内の市バスがあるので、観光にもピッタリ!
主要観光地は直通バスが運行しており、電車が通っていない場所への移動に便利です。
長距離バスの価格は電車よりも安く、ローマ〜ミラノ間でもわずか13ユーロから販売しています。
バスの中にはWiFiやコンセント、トイレも完備されていて、長時間の移動でも快適になる工夫が満載!
【バス移動のポイント】
- 時刻表の信頼性はちょっと微妙...
- 週末は運休のことも
- チケットは駅の売り場(たいてい電車駅の隣)か車内で購入可能
🚗 レンタカーで自由自在に
南イタリアや田舎町を観光したいなら、レンタカー一択!
公共交通機関が整っていないエリアでも、効率よく自由に移動できます。
特に以下のようなエリアは、車での観光が便利です:
- トスカーナの田舎町めぐり
- シチリア島の周遊
- プーリア地方の探索
- イタリアンリビエラのドライブ
1日あたりのレンタル代は約25ユーロ〜と比較的リーズナブルなので、複数人で観光する際には費用も抑えられます。
【レンタカー利用の注意点】
- EU圏外から来た人は国際運転免許証が必要:レンタル時は不要でも、違反時には提示が求められるので注意です。
- ほとんどの車がマニュアル車:AT車は追加料金が必要で、予約しなければ用意がないかも?
- ZTL(交通制限ゾーン)に要注意:歴史地区や自然保護区域は車の進入が制限されています。
シチュエーション別おすすめの移動手段
イタリアの交通機関は、計画的に使えばとても便利です!
次のリストを参考に、目的地や旅のスタイルに合わせて最適な移動手段を組み合わせてみてくださいね。
- 都市間の移動 → 高速列車がベスト
- 田舎町めぐり → レンタカーが便利
- 離島への移動 → 飛行機で時間を節約
- 近距離の観光 → バスも選択肢に
- 景色を楽しみたい → 列車の窓からの眺めは格別!
事前の予約と時刻表のチェックを忘れずに!
イタリアでの通信手段は?インターネットの使い方
イタリア現地でのネット環境は、AiraloのeSIMが便利です!
慣れないイタリア語でSIMカードを現地調達せずとも、日本でインストールしておくだけで空港に着いた瞬間からスマホが使えるようになります。
すべてプリペイドだから、高額なローミング料金に怯える心配もありません。
【AiraloのeSIMを使うメリット】
- 到着後すぐにネットが使える!数分で設定完了
- 旅行期間に合わせて選べる柔軟なプラン
- 高いローミング料金とはおさらば
- 1台で複数のeSIMプランが使える
- データ容量が足りなくなっても、アプリでサクッとチャージ
イタリアへの旅の準備は、これでバッチリ!あとは、Airaloストアでイタリア用eSIMを選ぶだけ。
世界200以上の国と地域に対応しているので、イタリア観光のついでにヨーロッパ周遊に出かけることもできちゃいます♪
さあ、芸術と美食の国イタリアへ!一生の思い出に残る旅に出かけましょう。
このガイドを参考に、あなただけの特別な思い出を作ってくださいね。
もし通信環境が気になるなら、出発前にAiraloのeSIMをチェックすることをお忘れなく!