「絶対に観光すべきエリアは?」「観光客が少ない穴場スポットはどこ?」「タイ旅行中の注意点やマナーは?」という、タイ旅行に関する疑問をまるっと解決!
タイへの旅行を計画中の方は、定番の観光名所や季節に合わせた観光スポットを押さえることで、コストを抑えながらも充実した旅が楽しめちゃいます。
この記事では、タイの人気観光地やモデルコース、旅行の持ち物リスト、そしてお得な旅行シーズンについて詳しくご紹介します。
▼目次▼
- タイ旅行のベストシーズンはいつ?最適な時期と季節ごとの楽しみ方
- 絶対外せない!タイの定番観光スポット&アクティビティ4選
- 穴場スポット特集:まだ知られていないタイの隠れ家5選
- 知って得する!タイ旅行のコツ
- タイ旅行中で注意したい観光マナー
タイ旅行のベストシーズンはいつ?最適な時期と季節ごとの楽しみ方
タイは一年を通して観光できるのが、魅力の一つ!
熱帯地域なので、季節の変化は日本ほど感じられないものの、それぞれの季節によってさまざまな楽しみ方があります。
旅行の目的や予算に合わせて、ベストな時期を選んでみましょう。
11月~2月:ベストシーズン
年間で最も過ごしやすい気候となる11月〜2月は、タイ観光のベストシーズンとして知られています。
気温は20〜30度と穏やかで、降水量も少なく、湿度も比較的低め。
東南アジア特有のじめっとした空気で疲れてしまう方にもおすすめの時期です。
バンコクの寺院巡りやアユタヤの遺跡観光など、観光名所めぐりも快適に楽しめます。
また、プーケットやクラビといったビーチリゾートで過ごすのにも絶好のコンディション!
ただし、観光のハイシーズンのため、宿泊費は年間で最も高くなります。
特に12月〜1月は日本の冬休みやお正月休みと重なるため、3ヶ月前までには予約を済ませておくのがおすすめです。
観光客は多いものの、タイの魅力を最大限に楽しめる季節といえるでしょう。
3月~5月:暑季
タイの暑季となる3月〜5月。内陸部では、気温が35度を超える日も多く、バンコクやパタヤは最も1年の中で最も暑い季節を迎えます。
ですが、その分観光客が少なめなので、宿泊費はリーズナブル。
4月のソンクラーン(水かけ祭り)は、暑い時期だからこそ楽しめるタイ最大の祭りとして知られています。
旅行する際は、早朝か夕方以降にメインの観光名所のプランを入れて、日中はショッピングモールや水族館など、空調の効いた施設での活動がおすすめ。
外出時は帽子や日傘を忘れずに!
こまめな水分補給を心がけ、暑さ対策さえしっかりすれば、人混みを避けてゆっくり観光を楽しめる穴場シーズンとも言えます。
6月~10月:雨季
タイの多くの地域で雨季となるのが6月〜10月の時期。
実は旅行の穴場シーズンだって知っていました?
スコールが多い時期ですが、一日中雨が降り続くことは滅多になく、晴れ間も十分に期待できます。
観光客が少ないため、人気スポットでもゆっくり観光できるのはうれしいポイント!
生き生きとした緑の景色や、山々から流れ落ちる迫力ある滝など、雨季ならではの魅力的な景観も楽しめます。
9月から10月に入ると雨もそろそろ減り始めるので、より観光しやすい気候を求めるならぜひこの時期に。
傘や雨具は必携ですが、スコールの合間を縫って観光することで、より静かでありのままのタイの姿に出会えるかもしれません。
予算を抑えながら、ゆったりとした旅を楽しみたい方におすすめの季節です。
絶対外せない!タイの定番観光スポット&おすすめアクティビティ
タイの観光名所は、古代からの歴史が息づく寺院から、美しいビーチリゾート、活気あふれる市場まで、まるで宝石箱!
ここでは、タイ旅行で絶対に外せない定番スポットを厳選してご紹介します。
バンコク
近代的な高層ビルと歴史ある寺院が共存する、タイの首都です。
活気あふれる街並みと美味しい屋台グルメは、一度体験したら忘れられません!
MRTやBTSが縦横に走り、観光に便利なインフラが整っているのも魅力です。
古き良きアジアと現代が交差する独特の雰囲気を味わいましょう。
Freepik
バンコクのおすすめ観光名所&アクティビティ
バンコクで絶対に訪れるべき観光スポットとアクティビティをまとめました。
1. 王宮&エメラルド寺院巡り
バンコク観光の定番中の定番といえば、王宮とエメラルド寺院!
1782年に建設された壮大な王宮は、タイの歴史と威厳を今に伝える重要な建造物です。
敷地内にあるエメラルド寺院には、タイで最も神聖とされる仏像「エメラルド仏」が安置されています。
あくまでも仏教寺院なので、訪問する際には肌の露出を控えめに。半ズボンやノースリーブでは入場できません。
観光客で混み合うため、観光するなら開門直後の朝8時台がベストです。
暑さを避けられるだけでなく、澄んだ空気の中で荘厳な雰囲気を味わえます。
2. ワット・ポーで涅槃仏を見学
タイ最古の仏教大学としても知られるワット・ポーは、全長46メートルの巨大な涅槃仏が圧巻の寺院です。
Freepik
黄金に輝く涅槃仏の足の裏には、全部で108個もの吉祥紋が美しく描かれており、度肝を抜かれること間違いなし!
また、タイ古式マッサージの総本山としても有名で、併設のマッサージスクールでは本場の施術を体験できます。
王宮からも徒歩圏内にあるため、午前中に王宮観光を済ませ、午後にワット・ポーを訪れるのが定番のコースです。
3. チャオプラヤー川で水上観光
バンコクの母なる川、チャオプラヤー川の水上観光では、バンコクの新しい一面に出会えるかも!
水上バスやロングテールボートを使えば、渋滞知らずで川沿いの観光名所を効率よく巡ることができます。
特におすすめなのが、夕暮れ時のディナークルーズ。
きらめく夜景を眺めながら、本格的なタイ料理を楽しむことができます。
日本語ガイド付きのツアーも多数運航されているので、歴史や文化についての解説を聞きながらの観光も可能です。
4. 絶品グルメ探索
バンコクの魅力は、なんと言っても本場のタイ料理。
チャイナタウンの屋台街は、ローカルフードの宝庫として知られています。
トムヤムクンやパッタイといったタイの定番料理はもちろん、中華とタイが混ざったフュージョン料理も絶品です。
マンゴーにココナッツミルクのかかったマンゴースイーツは、暑い日のデザートとして最高!
地元民も通うフードコートは、清潔で美味しい料理を手頃な価格で楽しめる穴場スポットでもあります。
エアコンが効いているので、暑い日中の休憩にもぴったりです。
5. ショッピングを満喫
週末限定のチャトチャック・ウィークエンドマーケットは、8,000以上ものお店が集まる巨大市場です。
Freepik
タイらしい雑貨や衣類、アート作品など、ありとあらゆるものが見つかります。
一方、サイアムやセントラルワールドなどの最新モールでは、高級ブランドショップも多数!
また、若者たちに人気のナイトマーケットといえば、夜になると開催されるタラート・ロットファイ(鉄道市場)です。
トレンドファッションや雑貨、美味しいストリートフードを探索できる、新しいバンコクの顔です。
チェンマイ
山々に囲まれた古都チェンマイは、タイ北部を代表する観光地。
バンコクとは異なる、ゆったりとした時間が流れる街の雰囲気と、ラーンナー王朝から受け継がれる伝統文化が魅力です。
近年は日本人観光客も多く、日本語対応のお店やサービスも充実しています。
Freepik
チェンマイのおすすめポイント
チェンマイの観光名所とおすすめの過ごし方5選をまとめました!
1. ドイ・ステープ寺院参拝
標高1676メートルの山頂に輝く黄金の寺院、ドイ・ステープは、チェンマイのシンボル的存在です。
入り口には、両側に龍が這い上がる様子を表現した「ナーガの階段」があり、306段を上り切ると、壮麗な寺院建築が姿を現します。
朝早くの参拝なら、山々から昇る朝日と共に厳かな雰囲気に心洗われること間違いなし。
夕暮れ時には、チェンマイの街を染める夕陽を一望できる絶景スポットとなり、多くの観光客で賑わいます。
階段は急勤なので、体力に自信がない方は、併設のケーブルカーの利用もおすすめです。
2. 旧市街散策
約700年前に建設された正方形の城壁と堀に囲まれた旧市街は、歴史的建造物の宝庫!
ワット・プラシンやワット・チェディルアンなど、趣ある古寺院が点在し、ラーンナー様式の建築美を今に伝えています。
近年は古民家をリノベーションしたカフェやアートギャラリーも増えていて、伝統と現代が入り混じる独特な街並みを堪能できます。
観光にはレンタサイクルがおすすめ!小道に入り込めば、地元の人々の暮らしぶりも垣間見ることができますよ。
3. エレファントサンクチュアリ訪問
チェンマイ近郊には、倫理的な形で象と触れ合えるサンクチュアリがいくつかあります。
Freepik
ここでは象乗りなどの一切の娯楽要素を排除して、象本来の生態や暮らしを尊重した関わり方を大切にしています。
餌やり体験では、象の好物であるバナナやサトウキビをあげながら、象の表情や仕草を間近で見れちゃいます!
象使いから象の生態や保護活動について学べる貴重な機会です。
人気の施設は予約必須なので、訪問の2週間前までには予約を済ませましょう。
4. ナイトバザール巡り
毎晩開催される大規模なナイトバザールは、チェンマイ観光の定番!
タイ伝統の手工芸品から現代的なデザイングッズまで、様々なお土産が並びます。
特にシルク製品や木工品、シルバーアクセサリーは品質が良く、お買い得なので目移りしちゃいますよ!
屋台エリアでは、カオソーイなど北タイ料理を中心に、多彩な料理を楽しめます。
タイの文化では値段交渉が当たり前なので、最初の提示価格の6-7割程度を目安に、笑顔で「ねぎり体験」を楽しみましょう。
5. タイ料理教室
タイ料理のレシピを学べる料理教室は、チェンマイ観光の人気アクティビティです。
Freepik
朝市場で新鮮な食材の見分け方や選び方を学ぶところから始まり、本場のシェフから調理のコツを丁寧に教わります。
パッタイやグリーンカレーなど定番メニューはもちろん、北タイ特有のカオソーイなどが作れるところも。
日本語対応の教室も多いので安心です!
さらに、教室の最後にはレシピブックがもらえるので、帰国後も本場の味を再現できるのがありがたい限り。
半日コースから1日コースまで、様々なプランが用意されています。
プーケット
タイ最大の島プーケットは、アンダマン海に浮かぶ人気リゾート地です。
エメラルドグリーンの海と白砂のビーチライン、年間を通じて温暖な気候が魅力。
マリンアクティビティやアイランドホッピングはもちろん、タイならではの歴史的建造物や地元グルメも楽しめる、多彩な魅力をお楽しみください。
Freepik
プーケットでのおすすめ過ごし方4選
プーケットに行くならコンプリートしたい、おすすめのアクティビティと観光名所をご紹介します。
1. パトンビーチを満喫
プーケット最大の賑わいを見せるパトンビーチは、2.5kmに渡って広がる白砂のビーチリゾート。
日中はパラセーリングやジェットスキー、バナナボートなど、様々なマリンアクティビティを楽しめます。
透明度の高い海は、シュノーケリング初心者にも最適!
日が落ちると、ビーチロードは活気あふれるナイトライフスポットへと変貌します。
レストランやバー、ナイトマーケットなど、夜遅くまで楽しんじゃいましょう♪
2. パンガー湾クルーズ
パンガー湾は、石灰岩の奇岩群が林立する神秘的な景観で知られています。
なかには、映画『007』のロケ地として一躍有名になったジェームズボンド島も……!
クルーズツアーでは、カヌーに乗って浅瀬や洞窟を探検できます。
多くのツアーには新鮮なシーフードランチが含まれており、タイ料理とともに島の景色を楽しめるちょっとラグジュアリーな過ごし方もおすすめ。
早朝出発のツアーなら、観光客が少なく、朝日に照らされる島々の幻想的な風景を独り占めできますよ。
3. オールドタウン散策
プーケットタウンの中心部に位置するオールドタウンは、「シノポルトガル様式」と呼ばれるユニークな街並みが広がっています。
Freepik
ここは、かつての錫鉱山で財を成した中国人富豪たちによって栄えたエリア。
カラフルな外観と繊細な装飾が施された建物は、インスタグラム映えするフォトスポットとして人気です。
古い薬局や雑貨店を改装したトレンディなカフェでは、現地コーヒーとデザートを楽しめます。
週末になるとナイトマーケットも開催され、ストリートフードやライブミュージックを楽しみながら、地元の人々と交流できちゃうかも!
4. ビッグブッダ見学
ナッカード岬の山頂に建つ高さ45メートルの白大仏は、プーケットの新しいランドマーク。
真っ白な大理石で作られた仏像は、島内のどこからでも見ることができます。
展望台からは、プーケット島を360度見渡せる絶景が広がり、特に夕暮れ時の景色は圧巻です。
仏教寺院であるとを忘れずに、訪問する際は肌の露出に要注意です!
境内では瞑想体験もでき、喧騒を離れた静かな時間を過ごせます。
アユタヤ
バンコクから車や電車で1時間半、タイ随一の世界遺産を誇る古都アユタヤ。
14世紀〜18世紀まで栄華を誇ったアユタヤ王朝の歴史が、今も色濃く残る街です。
33代もの王が治めたこの街は、当時「東洋のベニス」と称されるほどの国際都市でした。
Freepik
アユタヤの見どころ
アユタヤ観光するなら外せない4つの名所&アクティビティをご紹介します。
1. ワット・チャイワッタナラーム
ワット・チャイワッタナラームは、チャオプラヤー川沿いに建つ、アユタヤを代表する寺院遺跡です。
クメール様式を取り入れた35メートルもの高さを誇る仏塔がそびえ立ち、それを取り囲むように四方に小仏塔が配置されています。
1630年に建立されて以来、アユタヤ王朝の滅亡まで王政の中心地として栄えました。
特に夕暮れ時には、オレンジ色の夕陽に照らされた仏塔が池の水面に映り込み、息をのむような美しさを堪能できます。
夜はライトアップされるので、昼間とはまた違った幻想的な雰囲気を楽しめるでしょう。
2. アユタヤ歴史公園
世界遺産に登録された広大な遺跡公園には、往時の栄華を伝える寺院や宮殿の遺構が点在しています。
レンタサイクルを利用すれば、効率よく主要な遺跡を巡ることができ、心地よい風を感じながらの観光が楽しめます。
日本語ガイド付きツアーも充実しているので、ぜひ利用しましょう。
歴史背景を理解しながら見学すると満足感もグッと上がりますよ!
3. ワット・マハタート
アユタヤといえばここ!
ワット・マハタートは、木の根の間からニョキっと顔をのぞかせる仏像の写真で有名な寺院です。
Unsplash
13世紀に建立された本寺院は、かつてアユタヤ王朝の精神的中心地として栄えました。
仏頭の写真撮影は、仏教への敬意を示すため、必ず仏頭より低い位置から行うようにしましょう。
境内には他にも多くの仏塔や仏像が残されており、見応え十分です。
4. 象乗り体験
遺跡公園めぐりをするなら、象に乗ってみませんか?
高い位置からゆっくりと遺跡群を眺められる30分コースが人気で、予約なしでも参加可能です。
ただし、真夏の日中は象にとっても観光客にとっても負担が大きいため、朝か夕方の涼しい時間帯がおすすめ。
象使いが英語で遺跡の説明もしてくれます。
ピピ島
アンダマン海に浮かぶ楽園、ピピ島。
エメラルドグリーンの透明な海と切り立つ石灰岩の断崖が作り出す景観は、まさに絶景そのもの!
レオナルドディカプリオ主演映画『ザ・ビーチ』のロケ地として世界的に有名になりました。
現在では、タイを代表するリゾートアイランドとして多くの観光客が訪れます。
Freepik
ピピ島の魅力
ピピ島まで足を伸ばして、リゾートならではの観光を楽しみましょう!
1. マヤベイ
マヤベイは、映画『ザ・ビーチ』の舞台となった幻のビーチ。
エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜、切り立つ断崖に囲まれた入り江は、まさに「秘境」という言葉がぴったり!
2022年の再開後は環境保護のため入場制限が設けられており、事前予約が必須です。
透明度が高く、シュノーケリングも楽しめますが、観光客の集中を避けるため、早朝の訪問がベスト。
朝一番のボートで訪れれば、人の少ない静かなビーチを独り占めできます。
2. ピピ・ビューポイント
ピピ島随一の展望スポットで、島全体を一望できる絶景ポイントです。
断崖絶壁の間に広がる2つのビーチと、その周りを取り囲むエメラルドグリーンの海のコントラストは圧巻!
約45分の山道を登る必要がありますが、一目見れば一瞬で疲れが吹っ飛ぶほどの絶景が広がっています。
朝日や夕日の時間帯は、島全体が金色に染まる様子を見ることができるので、多くの観光客が集まります。
人混みを避けたい方は、気温の低い早朝か夕方の訪問がおすすめです。
3. シュノーケリング&ダイビング
ピピ島の海は、色とりどりのサンゴ礁と熱帯魚の宝庫として知られています。
島の周辺には多くのダイビングスポットがあり、初心者向けの浅瀬から上級者向けの深場までさまざま!
日本語対応のダイビングショップも多く、初めての方でも安心して挑戦できますよ。
ベストシーズンは波の穏やかな11月から4月。
透明度も高く、水中写真の撮影にも最適です。
穴場スポット特集:まだ知られていないタイの隠れ家5選
「タイといえば……!」な定番の観光地も素敵ですが、少し足を延ばしてディープなタイを味わってみませんか?
近年のSNSで徐々に注目を集めているものの、まだまだ観光客の少ない穴場スポットをご紹介!
ここでしか味わえない特別な体験が、きっとあなたの旅を思い出深いものにしてくれるはずです。
パーイ
チェンマイから約3時間、のどかな山あいに佇む芸術の町パーイ。
最近は、世界中のバックパッカーたちが集う「聖地」となっています。
Unsplash
町の象徴であるパーイ渓谷では、雄大な渓谷に沈む夕日を眺めることができ、そのノスタルジックな雰囲気が若者の間で話題に!
田園風景が広がるバンブーブリッジ周辺では、のんびりとした時間が流れ、写真撮影スポットとしても人気です。
町には自然湧出の温泉もあり、星空を眺めながらの露天風呂も楽しめちゃいます!
夜になると、世界中から集まるアーティストたちの作品や、地元の手工芸品が並ぶナイトマーケットも開かれます。
独特のヒッピーな雰囲気を味わいたい方はぜひパーイを旅程に加えてみては?
スコータイ
タイの歴史都市といえば「アユタヤ」を思い浮かべ方が多いと思いますが、もう一つ、忘れてはならないのがスコータイです。
3世紀に栄えたスコータイ王朝の古都であり、アユタヤとはまた違った魅力を持っています。
「幸福の夜明け」を意味する名のとおり、スコータイ時代は現代のタイの礎となる文字や文学が花開きました。
Freepik
栄華を極めたスコータイ王朝の遺跡群を堪能するには、自転車での観光がおすすめ。
ゆっくりとしたペースで広大な敷地を巡ることができます。
特に美しいのは夜のライトアップです。
金色に照らし出される仏塔群は幻想的な雰囲気を醸し出し、昼間とは異なる表情を見せてくれます。
観光客が比較的少ないため、じっくり歴史散策を楽しめるとコアなファンが多いエリアです。
地元の工房では、スコータイ時代から続く伝統的な陶芸体験もOK!
チェンマイからのアクセスも良く、1泊2日の立ち寄り観光にもおすすめです。
ライレイビーチ
クラビ近郊に位置するライレイビーチは、陸路でのアクセスが一切できない秘境。
石灰岩の断崖絶壁に囲まれた入り江には、エメラルドグリーンの海が広がり、まさに楽園のような景色が広がります。
Freepik
この垂直に切り立つ岩壁は、世界中のクライマーたちが目指す一流のクライミングスポットとしても有名です。
ビーチの透明度は抜群で、シュノーケリングや海水浴を楽しみたい人にはピッタリ!
また、周辺には神秘的な鍾乳洞が点在し、カヤックでの洞窟探検も人気のアクティビティとなっています。
リペ島
タイ最南端に位置する小さな島リペ島は、まだ観光開発の波が押し寄せていない穴場リゾートです。
Unsplash
島内には3つのビーチがあり、「タイ随一の透明度」と称される美しい海を臨めます。
島の周囲には色鮮やかなサンゴ礁が広がり、色とりどりの熱帯魚に囲まれながらシュノーケリングを楽しんでみては?
観光客が少ないため、静かでのんびりとしたビーチライフを満喫できるのが魅力です。
地元の漁師が営む小さなレストランでは、その日獲れたばかりの新鮮なシーフードを味わうことができます。
メーホーンソーン
タイ最北西部のメーホーンソーンは、ミャンマーとの国境に位置する山岳地帯の静かな町です。
Unsplash
ミャンマー様式の金色の仏塔を持つ寺院が、朝もやに包まれる様子は特に神秘的で、多くの写真家が訪れます。
町の周辺には、カレン族やモン族といった少数民族が暮らしていて、彼らの伝統を感じられるのも魅力の一つ。
太平洋戦争中には旧日本軍の駐屯地があったという歴史もあり、日本人にもゆかりがあります。
また、地元の人々に愛される温泉は、山々を眺めながらの湯浴みが楽しめる隠れた名所です。
バイカーたちに人気なのが、「メーホーンソーン・ループ」と呼ばれる山岳ドライブコース。
カーブの数はなんと1864個!ツーリング目当てで訪れる人も多いとか。
知って得する!タイ旅行のコツ
タイ旅行をより快適に、より楽しく過ごすために、知っておきたい基本情報とコツをご紹介します。
初めての方でも安心して旅行できるよう、現地での過ごし方から持ち物まで、これを見れば全部解決!
📄 入国と査証(ビザ)
2024年6月1日より、日本人はビザなしでタイに最長60日間滞在、さらに30日間の延長申請ができるようになりました!(以前は最長30日間)
ビザ取得不要で観光できるため、思い立ったが吉日!の弾丸タイ旅行も可能です。
ただし、パスポートの残存有効期間は入国時点で6ヶ月以上必要なので要注意。
入国審査時に航空券の予約確認書を求められることがあるため、帰国便やタイ出国後の移動手段を示す書類は、必ず手元に用意しておきましょう。
最近は、特に出国便の確認が厳しくなっているという噂があるため、航空券の予約確認メールなどを印刷しておくと安心です。
🗣️ 言語
タイ語が公用語ですが、観光地では基本的な英語が通じます。
とはいえ、屋台や市場では現地語を話すほうがコミュニケーションが弾むので、以下の基本フレーズは覚えておくと便利です!
【タイ語便利フレーズ】
- サワディーカー/クラップ(こんにちは:女性/男性)
- コープクンカー/クラップ(ありがとう:女性/男性)
- マイペンライ(どういたしまして/大丈夫)
- トゥラーライ(いくらですか)
- パートタイ(パッタイをください)
- ナーム(水)
- チャンダイマイ(できますか)
- トイレットユーティーナイ(トイレはどこですか)
👛 通貨
タイの通貨はタイバーツ(THB)で、主要都市にはATMが多数設置されています。
クレジットカードは高級ショッピングモールやレストランでは使用できますが、屋台や市場では現金が基本!
両替をするなら、空港よりも市内に出てからがおすすめです。
市内の両替レートの方が良いことが多く、特にバンコクのスクンビット通りの両替所は好レートで知られています。
日本から持参する場合は、新札でなくても問題ありませんが、破れや汚れのひどい札は避けましょう。
🚃 タイ国内の交通手段
市内と都市間で、利用できる交通手段がガラッと変わるので要注意!
バンコク市内では、渋滞を避けるためBTS(高架鉄道)やMRT(地下鉄)の利用がおすすめです。
タクシーは必ずメーター利用を確認し、トゥクトゥクは乗車前の値段交渉が必須なので覚えておきましょう。
最近は配車アプリ「Grab」も普及しているので、安心して利用できます。
渋滞が激しい市内では、バイクの後部座席に乗る「バイクタクシー」という選択肢も。
車よりも早く、料金も安いので地元では人気ですが、車と車の間をぬって猛スピードで走ったり、ヘルメットが用意されてなかったりと、事故も多数発生しているので利用はあまりおすすめしません。
都市間の移動には、効率重視なら国内線、予算重視なら長距離バス、景色を楽しみたいなら列車にチャレンジしてみましょう!
📱 タイの電源&Wi-Fi事情は?
日本の電化製品をタイで使いたい場合は注意が必要です。
コンセントは主にAタイプ(平行2ピン、日本と同じタイプ)とCタイプ(丸2ピン)で、電圧は220V/50Hz。
日本専用の電化製品(100V)を使用する場合は、変圧器が必要になるでしょう。
Wi-Fi環境は、主要なカフェやショッピングモールで無料で利用できます。
ただし、どれも公共WiFi扱いになるため、セキュリティ面を考慮するとタイ対応eSIMなどの利用がおすすめです。
タイ旅行中で注意したい観光マナー
タイでは、特に王室と仏教に関連するマナーに注意が必要です。それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. タイ王室に関する注意点
「タイ王国」という正式名称からも分かるように、タイは王制の国家です。
王室に対する不敬な言動は法律で厳しく罰せられるため、決して軽はずみな発言や行動は避けましょう。
具体的な例として、紙幣や硬貨の扱い方が挙げられます。
王家の肖像が描かれているので、粗末に扱わないよう気をつけてください。
2. 仏教に関するマナー
仏教関連では、寺院訪問時の服装に特に気を配る必要があります。
半ズボンやノースリーブ、ミニスカートは避け、肌の露出は控えめにしましょう。
仏像を指さしたり上に登ったりする行為は厳禁です。
また、タイの僧侶は女性との接触を避けるため、特に女性はそれを念頭に入れて行動することが大切です。
Freepik
3. タイ文化に関する注意点
一般的に、タイ人は頭を神聖な部分と考えています。
そのため、たとえ子供でも頭を触るのはマナー違反!
反対に足の裏は最も不浄な部分とされ、人や仏像に向けることは失礼とされます。
公共の場での大声は控えめにし、常に笑顔で接することを心がけましょう。
これらのマナーを守ることで、より深くタイの文化を理解し、充実した旅行を楽しむことができます。
快適な通信環境を確保!AiraloのeSIMでストレスフリーなタイ旅行
Airaloでは、タイを含む世界200以上の国・地域で使えるeSIMを、お手頃価格でご用意しています。
ポケットWiFiをレンタルしたり、無料WiFiを探しまわったり、現地のSIMカードを買わなきゃと、旅先でハラハラドキドキする必要はもうありません!
AiraloのeSIMを選ぶ理由
- 旅先に到着後、たった数分でモバイルネットワークに接続
- ローカル / リージョナル / グローバルの豊富なデータプランから選べる
- 現地でSIMカードを購入する必要なし
- 高額なローミング料金にサヨナラ
- 複数のeSIMデータプランをお使いのデバイスに保存できる
- データがなくなってもAiraloアプリで即チャージ可能
今すぐAiraloに登録して、タイ旅行の計画を立てましょう!